浅葉のブログ

役に立たないことを書きます

ピアノの森

アニメ版『ピアノの森』を毎週楽しみに観ています。原作の漫画がとても好きだったので見始めたのですが、実際に音が入ってくるアニメ版も良いものですね。演奏シーンのCG、音は力が入っていてとても見ごたえがあります。漫画版では当然、音が流れませんから、主人公のカイたちのピアノはどんなだろうと想像しつつ漫画版を読んでいました。アニメ版でその答え合わせのような感覚を楽しんでいます。漫画で描かれる日常の細部も本作のとても良いところなので、気になる方は両方の媒体で楽しむことをオススメします。
アニメ版の秀でたところに触れると、改めて、音を鳴らせない漫画という媒体で、音楽というテーマを描くことに凄まじい表現力が注がれていたことがわかります。『ピアノの森』、『のだめカンタービレ』、『四月は君の嘘』などは、読んでいると頭に音が響いてくるようです。  

ピアノソロ TVアニメ ピアノの森

ピアノソロ TVアニメ ピアノの森

 

音を漫画で、味を文章で、といった風に、何かの事象を属性の異なる表現で伝わるように描くのはとても難しいです。これは芸術やエンターテインメントの世界だけではなく、多くの仕事に存在する資料作り、プレゼンテーションなどもそうでしょう。僕の身近なところでいくと、建物やインテリアを表現するのに、図面や文字だけでは足りなくて、最近ではパースを用意したり、素材を貼り付けたボードなども用意しますが、やはりそれでは魅力が伝わらないのではとどこかで考えてしまうこともあります。

そこで、これは無理だろう、難しいと中途半端な表現で止めてしまうのではなく、なんとかしてやってやろう、表現してやろう、伝えてやろうというものだけが、受け取る人の心に響いたりするのかもしれません。


キャラゲーの対戦モードはPS4『Fate/EXTELLA LINK』を参考にして欲しい

キャラクターゲームが大好きで、アホほど買っている。特にお気に入りなのは、対戦物のキャラクターゲームだ。『ジョジョ』とか『ドラゴンボール』はもちろん、『ガルパン』や『聖闘士星矢』、なんでもかんでも買う勢いだ。対戦できるゲーマー仲間がいるから、こうしたキャラゲーをわいわい言いながら対戦するのが楽しいのだ。『ジョジョASB』なんかは、発売からしばらくの間、週末中遊び続けていた。ストーリーやソシャゲ的なところについてはいろいろ物議を醸した作品だったが、コンボのつながりがとにかくマニアックな作品で、対戦ものとしてはずいぶんたのしめた。

キャラゲーを積極的にリリースし続けてくれているバンダイナムコエンターテインメントにはめちゃくちゃ感謝している。今後発売される『ブラッククローバー』や『NARUTO』、『ヒロアカ』ももちろん買う。

今月は、PS4版の『Fate/EXTELLA LINK』を買った。マーベラスから発売されている『Fate/EXTELLA』シリーズの最新作だ。この前作にあたる作品が、なかなかアレな作品で、買うまえはあまり期待していなかったのだが、今作は良い意味で期待を裏切られた。新たに追加された4vs4の対戦モードが、めちゃくちゃ面白い。そして、とてつもなく快適だから、やめどきを見失ってしまう。

Fate/EXTELLA LINK - PS4

Fate/EXTELLA LINK - PS4

 

 本作の一人用はいわゆる無双アクションで、フィールドを駆け巡り、武器をぶんぶん振り回し、わらわらと湧いてくる雑魚を狩りまくり、ボスを見かければ殴りまくってやっつけるゲームモードだ。しかし、対戦オンラインではゲームルールそのものがガラリと変わり、陣取りゲームのような形式になる。この陣取りゲームが、楽しさがすぐに伝わってくるカジュアルさを持っており、それでいてプレイを進めていくと徐々に奥深さが醸し出されていくという絶妙な塩梅になっている。2週間くらい毎晩のように対戦しているのに全然飽きがこない。とにかくいろいろな攻撃でキャラクターが紙切れのように吹き飛び、すぐにリスポーンすることになるので、買ってから数日はこの大味なゲーム性がたまらんぜワハハとか言っていたら、「攻撃の強度」や「インストールスキルによる読み合い」など、普通にプレイしていてはなかなか気づかない、かなりのオタク的仕様が盛り込まれていることが判明したり、まだまだ底が見えない。この絶妙なゲーム設計は、ここ数年のキャラクターゲームを振り返ってもなかなか稀有な出来栄えだ。詳しい本作の魅力については、以下のゴジラインの記事を観て欲しい。(ここからさらに、やり込み要素が色々と見つかり、今はただの浅いゲームではなくなっている。スゴい。)

 

goziline.com

 しかも、オンライン対戦がとにかく快適だ。信じられないことに、キャラクターゲーム界隈では、フレンドマッチが実装されていないゲームがあったりするのだが、本作のフレンドマッチはパスコードロックまで可能ときている。キャラクターのスキル設定などをあらかじめ登録しておく機能などもあるため、対戦前にもたつくことが少ないし、放置プレイ対策のために、ブリーフィングのタイムリミットも用意されている。
そんなの当たり前だろうと思う方がいるかもしれないが、キャラクターゲームにはその当たり前が全く通用しないのだ。ひどいものだと、オンラインマッチング時にエラーが出まくるのに発売後しばらく放置されているものも多数ある。一試合終わると再度マッチングからやりなおしというゲームも体験してきた。しかし本作のオンラインは、とてつもなく快適だ。発売初日は若干エラーが起きていたものの、2日くらいで修正パッチが出て、その後も積極的にアップデートが行われている。細かい不具合はちらほらあるのだが、とにかくそれに対する対応がメチャクチャ早い。どうしちまったんだマーベラスとききたくなるほどに、発売後に不具合をつぶしまくっている。ゲームの規模が大きくなったことで、バグが出るのは仕方ないが、それにスムーズに対応できるかどうかというのは、プレイヤー側からみると、開発への好感度に大きく影響する。今、俺たちの中ではマーベラスへの好感度が爆上がり中、そしてこの神キャラゲーを作った人は誰なのだろうと、クリエイターにも興味が湧いている。並々ならぬ過去作の研究がなければ、こんなゲームは作れない。本作は、いろいろなキャラゲー、対戦ものの過去作を研究した上で作られているのはほぼ間違いないだろう。(ここまでよく出来ているのだから、いっそe-sports的な上空視点からの観戦モードがあっても良いのではとすら思う。フレンドマッチのメンバーシャッフルと、ステージランダムもあるとなお嬉しい。)

これから出るキャラゲーを作っている人は、是非本作を研究してみて欲しい。ゲームメディアも、この作品の対戦周りの快適さを見てから、レビューなんかを書いて欲しい。最低限のことがしっかりできているという点で、本作はとても素晴らしい。最近のキャラクターゲームの傾向を見ると、原作ファンに向けたストーリーモード重視の作品だけでなく、プレイヤー同士の対戦を醍醐味としている作品も多い。しかし、そうした作品の多くが、オンラインモードの仕様について詰め切れていない。2018年になっても残念な仕様の作品が後を絶たないのだ。開発現場では、「キャラゲーだからオンラインをそんなにガチガチにしなくても」という声があるかもしれないが、それにしてはストーリーはお粗末で、公式サイトを見ると対戦をやたら推していたりする。格闘ゲームやシューターのようなものに少しでも近づけようとするなら、オンラインの仕様にはとことんこだわるべきだし、この点でつまづいているゲームにまず次はない。(余談だが、PS4の『聖闘士星矢 ソルジャーズソウル』のオンラインの仕様は素晴らしかった。1vs1形式の格闘ゲームだが、ちゃんと複数人を収容できるフレンドマッチ部屋があり、他のプレイヤーの試合も観戦できた。再戦のテンポも良く、この作品も格闘ゲームをよく研究して作られていることがわかる。)
Fate/EXTELLA LINK』は、対戦もののキャラゲーのバランス面でも秀逸だ。格闘ゲームのように、初っ端からコマンド入力というハードルがあるわけでもなく、一人用で覚えた簡単な操作の大技を連打しているだけでもそれなりに活躍できる。ファーストインプレッションで、遊びやすいと錯覚させるような作りになっているのだ。しかし、そこからプレイを重ねて、ゲームの中にあるルールを見出そうとすると、途端に奥深さが溢れてくる。敷居は低く、奥は深く、言葉にするのは簡単だが、実現できているゲームはごくわずかだ。最近のキャラゲー格闘ゲームは、なかなか難しいものが多いので、そういった流れに対する一つの答えかもしれない。ただ、簡単な格闘ゲームが正解かというとそうでもないし、あまりに浅すぎるキャラゲー格闘ゲームなんかをたまに遊ぶとげんなりする。ここら辺はプレイヤーの好みもあるだろうから、対戦の塩梅やバランスについては、本作はあくまで一つの答えであって、唯一の正解というわけではない。しかし、この点からも、本作を見つめてみて欲しいと思うのだ。
これからもいろいろなキャラゲーを買うだろうから、この作品の評判をきっかけに、少しでもオンライン周りの仕様やUIなどが良くなることを祈る。

徳島、大川原高原のあじさいと風車

徳島県大川原高原へ、あじさいを観に行きました。今年は例年よりも暑くなるのが早かったためか、あじさいのシーズンの到来がやや早く感じます。どこかに観に行くかと考え始めたときには、もう時すでに遅しという時期でしたが、この高原のあじさいはまさに今が旬とのこと。

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徳島市内から車を40分ほど走らせ、高原のある佐那河内村へ。そこから山道をゆるゆると登ること20分くらいで高原に到着しました。道路や通路のいろいろなところに、たくさんのあじさいが咲いています。色とりどりというわけではなく、青のものがほとんどでしたが、その統一された色使いがとても美しく、日常から離れたような感覚を呼びおこしてくれます。都内に住んでいたときも、関東近郊にあじさいを見に行くことが多かったのですが、ここまで自然の中に、大規模にさいているあじさいを観るのは初めてでした。建物や施設の装飾として、デザインの一部として組み込まれたあじさいとはまた違った迫力があります。
さらに上には、巨大な風車が数台見えます。クラシックな風車ではなく、シャープにデザインされたフォルムが目を引く、金属質のものです。この風車は、風力発電のための風車で、合計15台。真下から見ると、とてつもなく巨大で、重厚です。風車の近くには遮蔽物がなく、何本かの風車はまさに真下から眺めることができます。柱にだって触れられる距離です。当日は風がそれほど強くありませんでしたが、ごうごうと回っていました。満開を迎えたあじさいの花と金属質の風車、一見相性の悪そうなふたつの要素が、その日は青空だったからか、とても相性の良いものに感じられました。

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現在、日本では、風車を立てる計画がいくつかあるようです。その計画を立ち上げる際に、風車を置くことで自然の景観が損なわれるという議論が行われていると耳にしました。自然の中に、もともとなかったものを建てるわけですから、何かしらの変化は起こり、それを受け入れる人もいれば、反発する人も出てきて当然です。風車がその土地の見所になることを期待するという声も少なくはないそうですが、変わってしまうことに責任を取るというのはなかなか難しく、慎重論が出るのも当然でしょう。

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自分が見てきた風車もきっとそうなのだろうと思うと、少し複雑な気持ちになったりしますが、僕の実感としては、それがものすごい景色だったことは確かです。
どこか別の場所で、これからここに風車を立てる、どう思うか、と聞かれたら、僕はその未来や効果を予想できないでしょう。発電効率とか、採算とか、耐用年数とか、そう言った実際の部分にこだわっていくと心配事もでてきそうです。ただ、2018年6月に、遊びにいって、見た光景としては、なかなか衝撃的で、徳島の隠れた見所と言ってもいいのではと思いました。30年後、この風車が動いているだろうか、錆びて朽ちて、動かなくなった風車になったら風情があるのかもと想像してしまうほどに、それは良かった。もちろん30年後も、動いているのがベストなのかもしれませんが。

ナチュラクラシカで遊ぶ

ここ数年、フィルムカメラが密かに流行しているようです。昔は当たり前だったこのタイプのカメラが、今では懐かしく、ちょっと不便なところもあって愛嬌があるように感じるのかもしれません。中古市場も高騰しており、昔は安く買えたはずのフィルムカメラですら、機種によっては定価の何倍にもなっていたりします。古いものを集めたり、使ったりするのって楽しいですから、まだまだこの流れは続きそうです。

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僕は最近、ナチュラクラシカというコンパクトフィルムカメラを持ち歩いています。このカメラも、発売当時から比べると随分と市場での値段が上がっています。使い勝手としては、写ルンですに近く、とりあえず適当にシャッターを切れば写真が撮れます。カメラ本体側で使える機能としては、ズームが効くくらいで特別な物は無いのですが、このフィルムカメラのために作られたナチュラ1600というフィルムはちょっと面白いものになっています。暗い場所での撮影に向けて作られたフィルムで、やや暗いところでも写真が撮れるのです。(ただこちらも、生産が中止されており、現在出回っているもので最後となりそうです。)
いざフィルムで何かを撮ろうとすると、なかなか撮りたいものがありません。デジタルカメラスマートフォンだと、多少写りが悪くても簡単に消したり修正できたりするので、何でもパシャパシャと撮影してしまいますが、一枚とれば残数の減るフィルムとなると、もったいなく感じてしまって、これは撮らなくてもいいだろうと思ったりするのです。実際に、デジタルで撮影したとしても、後から見直す写真はほとんどありませんし、現像することは稀ですから、これはこれで良いのかもしれません。そしてフィルムカメラには、現像してみないとどんな写真が撮れているか確認できないというデメリットがあるのですが、これが僕のようなデジタル写真の管理ができないずぼらな人間にはメリットに転じます。

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フィルムカメラで撮影した写真は基本的にそのまま現像に出して、出来上がったものを保管します。デジカメのように、加工してから現像に出したり、フィルターを気軽にかけたりできないものですから、あまりごまかしがききません。思えばデジタルカメラで撮った写真は、結構気合いを入れて撮影していたりして、後々見るとこの場所はこんなに美しかったっけと驚いたりします。実際に肉眼で見るよりも、美しく撮れている写真が多いのです。そういった意味では、僕のようなたいした知識もないカメラ持ちにとっては、記録ツールとしてほどよいものに感じます。  
あとは、大きなメリットに一つ気がつきました。フィルムカメラはその場で写真が確認できないため、見せて、とお願いされないのです。友人なんかにカメラを向けても、フィルムカメラ、珍しいねえ、みたいなところで話が終わります。デジタルカメラだと、撮った人に写真を見せるのはなかなかプレッシャーがかかります。微妙な写りだった時に微妙な空気が一瞬流れるかもしれません。そう考えると、気楽で使いやすいカメラです。しばらくはこれをカバンの中に放り込んでおこうと思います。

 

徳島では傘を買わない

徳島が梅雨入りしたそうです。徒歩での移動が多くなりがちな東京に住んでいた頃は、憂鬱なシーズンだったのですが、こちらでは3年ほど傘を使ったことがありません。移動は全て車ですし、外を歩くということがほとんどないからです。また、車での移動は暖房や冷房で温度の管理が簡単にできますから、分厚い服というのを買わなくなりました。コートはここ数年買っていません。寒いところを歩くことになる出張などには、雨にも強いコートを持っていきますが、これはもう何年前に買ったかわからないくらい古いものです。ゴアテックスという素材が注目され始めるちょっと前くらいに手に入れたものですが、あまり着ないのでほどほどに綺麗です。

f:id:asabataiga:20180524143100j:plain傘、コート、発売日の遅れがちな一部ジャンルの本など、徳島に来てから買わなくなったものが増えました。そのうえ家賃も安いので、案外お金を使わないのかなと思っていたのですが、これについてはちょっと抜けているものがありました。こちらでは車の維持費とガソリン代がかかるので、都内で暮らしていた時と使う金額は大差ないです。(車がなければ生活できないというのはあながち間違いではないほどに、その他の交通網がささやかなので、ひたすら家に引きこもるという人や、自転車で移動できる範囲だけで暮らすという方以外は車を持つことをオススメします。)
あとは普段の飲食費も少し高い印象です。飲食店のお店が少ないため価格競争が発生していないのか、ちょっとした外食が都内よりも高くつくことがあります。めちゃくちゃ高い店というのは少ないものの、安い店を比べると、都内よりは明らかに高いでしょう。ランチでちょっと人気の定食屋にいくと1000円を超えることも珍しくないという感覚です。全国展開されているチェーン店もかなりの数ありますが、同じ店では飽きてしまうという方は、食費がかさむのではないでしょうか。
徳島の生活はずいぶんとのんびりしています。会社までは車で10分ですし、お昼ご飯は家に食べに帰る余裕があります。僕の場合、趣味がゲームや読書ですから、特に困りません。都内にいた頃は、秋葉原から離れるのを寂しく思いましたが、今はネットが発達していますから、買い物も情報もなんとかなってしまいます。どうしても行きたいイベントなどがあるときは、飛行機でさっと遊びにいきます。片道1時間くらいで着くので、それほど遠いという感覚はありません。案外、この、いつでも東京に行けるという感覚は、田舎に帰ってきて暮らしていくうえでは大事な気がします。いつでも東京に行けるから、田舎もいいよ、なんてたまに言うのかもしれません。

 

現在遊べるゲームハード

家の初期型プレイステーション3(60GBモデル)がディスクを読みこまなくなってしまいました。この手の故障は初めてではないのですが、メーカーのサポートも終了してしまったので、修理をするのが大変です。
初期型のプレイステーション3は、後方互換に対応しています。初期型以外のものは、初代プレイステーションとの互換にしか対応していませんが、初期型はプレイステーション2のゲームを遊ぶことができます。
プレイステーション2には面白い作品が沢山あります。しかもそのほとんどは、現行のハードで遊べません。ゲームアーカイブス的なものに対応しているのはわずかです。実際に遊びなおすことはほとんどないのですが、『ヴァルキリープロファイル2』、『DIGITAL DEVIL SAGA アバタール・チューナー』、『デビルサマナー 葛葉ライドウ』、『ストリートファイターEX3』などなど。よく思い出語りをしたくなるソフトたちから遠のいてしまうように感じて、まだまだプレイステーション2を遊ぶ環境を手放せません。(PS2アーカイブスとして『ブレス オブ ファイアⅤ ドラゴンクォーター』、『ロマンシングサガ ミンストレルソング』、『KOF MAXIMUM IMPACT REGULATION "A"』が配信されたのはとても嬉しかったです。)
今挙げたゲームの話は、いつかゲームサイトの方で書いてみたいと思います。

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ゲームハードが大好きなのですが、最近はさすがに置くスペースが少なくなってきて、一部を祖母の家の倉庫に入れています。奥さんからは、それでもまだまだ多いと言われるのですが、ドリームキャストセガサターンWiiUWiiタイトルを遊ぶ用)などもまだ片付ける勇気が出ません。ハード別のアーケードスティックも部屋に置いています。
初代Xboxは最近、片付けようかなという気持ちが湧いてきました。Xbox One後方互換が大変素晴らしく、僕のツボを抑えたラインナップが充実してきたからです。『インフィニット アンディスカバリー』と『真・女神転生NINE』が入れば、と思っていますが、後者に関しては実現の可能性が低そうです。
ファミコンスーパーファミコン世代のハードについては、互換機のおかげでスペースを取らずに済んでいます。PC-FXはそろそろ片付けようかな、でも遊びに来た人が喜ぶかなと思いつつ、まだ踏ん切りがつきません。(『女神天国』とか、今遊んでも笑えますし、キャラクターまだ可愛らしく感じます。『天外魔境』の新作が出ると聞いて買いましたが、結局出なくて、購入当時は割と怒っていました。)全てのハードが遊べる互換機は出そうにないので、ハードをどう置いておくかという悩みは随分先まで消えそうにありません。

最近面白い海外ドラマ

日曜日は『ブラックリスト リデンプション』を観て過ごしました。人気サスペンススリラー『ブラックリスト』のスピンアウトとなるこの作品は、シーズン1の8話くらいで完結ということでぶっ通しで見たのですが、先が気になりすぎるところで終わってしまいました。シーズン2の更新はないようですが、以降の話は『ブラックリスト』本編で語られそうな気配も。シーズン5がまとめて観られるのは年末になりそうですが、今から楽しみです。 

 本編の最新シーズンの方は、一部の放送サービスで、毎週のように最新話が放送される形式で放送されていますが、毎週決まった時間に家にいるということが難しいので、Blu-rayアーカイブを視聴できるところにまとまるのを待つことにしています。最近熱心に観ている『LUCIFER』は最新話を個別で買うことができるので、ユーザーとしては今後の海外ドラマもどんどんこの形式をとってくれると嬉しいですね。
ブラックリスト』も『LUCIFER』も放送が継続しており、シーズンを重ねているため、ドラマとしては長編なのですが、作中で起きる事件はだいたいが1話完結なので、サスペンスものとして観やすいです。長いテーマとなる主な登場人物の人間関係はなかなか進まないのにはやきもきしますが。それでも数話ごとにちょっとした驚きを感じることができます。
動画配信サービスのおかげで、海外ドラマに触れる機会が増え、ついつい観過ぎてしまいます。他の趣味をするつもりが、ソファから動かずに1日を過ごす休日が増えました。自分は今、Netflixを契約しているのですが、この1つのサービスですら一生かけても観きれないくらいの作品がラインナップされています。しかも料金は1000円くらい、とてもリーズナブルです。Netflixはオリジナルドラマにも面白い作品が多いので、今後も継続して観る予定です。最近では、『Stranger Things』が良かったです。この作品はシーズン更新が決まったようなので、今後も楽しみです。
海外ドラマ以外にも、映画をよく家で観るようになりました。新しい作品を観たいときは、AmazonビデオやiTunes Movieといった他動画サービスの週間視聴を使います。こちらは一作品数百円。レンタルビデオショップの新作の価格と大差ありません。映画館は好きですが、ちょっと興味があるくらいの作品であれば、配信サービスに乗るのを待って、家で観ることが増えました。

こちらのブログでは、ゲーム以外にも、本や映画、ドラマなど、自分の楽しんだものをゆるゆると書いていく予定です。あとは、無駄遣いの記録なども。

 

徳島・うだつの町並み

徳島に引っ越してきてから、日帰りで遊びにいくことが増えました。徳島には、高校時代まで18年間住んでいましたが、案外自分の出身地というのはよく知らないもので、まだまだ県内には見るべきものが多そうです。県外から遊び来た人を堂々と連れていく観光地というほどには見るところがないけれど、ちょっと立ち寄るには良い場所というのは、日本全国色々な場所にあるような気がします。そういった場所に気軽に遊びにいけるのは、地元人ならではの楽しみなのかもしれません。
ついこの間は、徳島県脇町のうだつの町並みに行ってきました。ここに行くのは何度目かですが、じわじわと町が変化しているため、しばらく時間を空けて再訪しています。観光地へと変わりつつある気配もするものの、その速度はとても緩やかで、まだまだ歩き心地の良い町です。経済的には賑わった方が良いのでしょうが、今のうだつは歩きにくさを感じないくらいのほどよい賑わいです。
「うだつ」というのは、古い日本家屋小さな壁を指すもので、防火壁のような機能をはたしていたのだそうです。このうだつの取り付けには少なからず費用がかかったからか、うだつがあがる家は裕福であり、「うだつがあがらない」家は金銭に恵まれないということだそうです。出世しない、パッとしないという意味にも使われたりもするようです。

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このうだつの町並みには、古き良き、うだつのあがった家が並び立っています。中には、現役のお店としてつかわれている民家もあり、朝から夕方くらいまでであれば、ちょっとした買い物や食事、お茶などを楽しむことができます。ここ最近は、うだつの町並みに若い人たちが興味を示すケースも多いそうで、こうしたうだつのあがった古民家を借りてカフェや小物屋を開いたりしています。町並み自体は、20分くらいあれば歩ききれてしまうほどの規模なのですが、新しい試みは町に新しい空気を吹き込み続けていて、行くたびに新しい発見があります。今回立ち寄ったカフェは、ケーキがとても美味しかったです。

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ウロウロしていると、コスプレ撮影可、インスタを意識した木枠などが置かれていました。こうした施作は、古き良きものとの相性が意外にいいのかもしれません。実際に活用している人も何人か見かけました。盛り上がり過ぎてたまに思わぬ反応を起こしてマナー問題の話になったりしますが、新しい人を呼び込む効果も大きそうです。

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