iNSPiC RECを買ってみた
久々の更新ですね。今年はもっと更新するぞ、とか書いておこうと思いますがもうすでに1月は半分以上を過ぎています。今年もマイペースに過ごすことになりそうですね。
最近は、ゲームと、Canonの小型カメラiNSPiC RECを持った外出で休日を楽しんでいます。この手のおもちゃが大好きなんですよね。
1300万画素クラスのカメラでぶっちゃけスマートフォンがあればいらないじゃないかというレベルのスペックなのですが、四角い穴をファインダーに見立てて行う撮影と、本体だけでは何が映っているかわからないというフィルムカメラ的な面白さが楽しそうじゃないですか。
焦点距離は25.4mm(35mmフィルム換算値)の超広角。思っている以上に広範囲を映せます。使い始めた頃は自分の指が映りこんでしまうことも多かったのですが、随分と慣れてきました。シャッターがやや硬いのは、防水仕様になっているからでしょうか。
このカメラの利点のひとつに、”思ったときにすぐ撮れる”というのがあります。ただ、シャッターボタンがやや押しにくいことでシャッターチャンスを逃すことも多々あり。もう一つ弱点を上げておくと、手振れ補正がないため、暗いところでうまくとるには注意が必要です。何も考えずシャッターを切りまくっていたら、暗所で撮影した写真はほとんど失敗。でも、数枚、まともに撮れている写真を発見できる喜びもありました。フィルムカメラ的な感覚です。
手ごたえとしては、スマートフォンでいいかなという気持ちは強くなったものの、小さくタフなので”持っていてもいいかな”というところに着地しました。買う前に想像していたほど色々なことはできなかったけれど、このカメラが楽しいと感じる瞬間はあるといった具合です。
今年もマイペースに、ゆるゆるとやっていきます。
大森を離れて
東京に住んでいる時はいくつかの街を渡り歩いていたけれど、個人的に一番思い出が愛着があるのは大森です。奥さんと一緒に住みはじめた場所であり、それほど大きくない大森の街の雰囲気がとても好きで、お弁当屋さん、カレー屋さん、喫茶店、そしてたまに掘り出し物のあるブックオフなど、本当によく通いました。そんな大好きな街に、数年ぶりに行ってきました。
よく通っていたレトロな喫茶店はまだまだ現役の様子。とても雰囲気のある店なので、テレビの撮影や雑誌の取材に使われることもあるということは前々から知っていましたが、つい最近放送されたドラマの役者さんたちの写真が飾られていました。店内で撮られたもので、それを見ているとまだまだこの店は続いていくのだろうという安心感が湧いてきます。住んでいた頃よく飲んだコーヒーと、早起きできないのであまり食べる機会のなかったモーニングを注文しました。珈琲の味に詳しいわけではないのに、あの味だと感じるのは不思議なものです。
喫茶店を出た後は、よく通っていたお弁当屋さん”鳥久”さんへ。店の名前を書いたのは、本当に美味しいので是非食べて欲しいと思っているからです。このお店はその名の通り鳥をメインにしたお弁当屋さんで、ここの”白いから揚げ”とご飯の組み合わせが、個人的には今までのお弁当の中でベストだと感じています。住んでいた頃は朝の6時くらいから開いていたので、徹夜明けに食べたりもしていました。今は朝の9時くらいからの開店に変わっているそうですが、着いた時には小さな行列ができていました。
特に何があるというわけではなく、好きなお店ができて、引っ越す時にはそこから離れるのが寂しく感じる街というのが僕にとっての大森です。大森以外の街を出るときは、わりとあっさりと引っ越ししていたのですが、珍しく引っ越しの直前に普段はしない散歩をしたりしたのもこの街がはじめて。また住むのも良いかもとほんのり思う感覚は、しばらく消えそうにありません。
阿佐ヶ谷肉会
東京ゲームショウの打ち上げ的な形で今年も阿佐ヶ谷のSATOブリアンへ。昨年食べた肉と松茸が忘れられず友人に予約してもらいました。
シチュー肉肉肉すき焼き肉カツサンド肉……肉飯といった味と量の暴力が続くこの店で食べるときは、朝ご飯と昼ご飯を食べて胃を膨らませ、そのあと間食をせずにお店まで向かいます。油断して間食したときは、後半のカツサンドでバテてしまってとても後悔をしたから。僕もウチの奥さんも、ついつい間食をしてしまうほう。この日はデパートの食品街の誘惑に耐えに耐えてディナーの席に着席しました。
万全の状態で食べた肉のコースは最初から最後までたまらなく良かった。このお店では、テーブルに一人肉を焼いてくれる店員さんがつくのですが、偶然にも昨年同じメンバーで訪れた時と同じ店員さんが担当に。絶妙な焼き加減で、素晴らしい時間を過ごさせてもらいました。来年もまた同じシーズンに行きたいですね。
食事を終えたらそのまま車で高速道路を走って、あわよくば徳島まで帰るつもりだったものの、幸福感と満腹感にやられてその日はお台場のホテルで宿泊。何気に、自分が運転する車でレインボーブリッジを渡るのははじめてで、ハンドルを握っていると、じんわりと自分の変化、主に年をとったことが絡みついてくる。たまに味わうこの感覚は、結構良いものだ。
DJI OSMO POCKETとiPhone
片手に収まるハンドヘルドカメラDJI OSMO POCKETを買った。写真というよりは動画を撮るために買ってみたのだが、これが凄く面白い。自撮りをしているわけではないので、主に向けるのは出かけた先の風景だったり街並みだったりするんだけど、記憶よりも鮮明に映るその描写力に驚かされる。スマートフォンで動画を撮るというのもひとつの手だし、一時期はコンデジやミラーレスで撮ってみたりもしたけれど、そうするとどうしても重さと手振れとの闘いが発生する。しかしこのOSMO POCKETときたらとにかく軽くて、手振れ補正もかなり効く。一般的なアクションカムに比べて画角が狭いという弱点も、自撮りをしない僕のようなタイプの人は気にならないだろう。
以下は試しに江ノ島の展望台の上をぐるりとまわりながら撮影した動画を、スマートフォンのOSMO専用アプリで編集したもの。初撮りなのでいろいろ至らないところはあるが、手振れが補正されすぎていて驚く。
このユニークなガジェットをより楽しむためにという言い訳を用意して、 iPhone 11 Pro Maxも買った。三眼カメラの配置から巷で”ボトムズ”と呼ばれているから、色は緑にした。容量は512GB。そんなにあって何に使うんだろうとXS Maxを買ったときも思ったし、結局それは200GBも使わなかったんだけど今回はもうちょっと使うはず。そしてiPhoneのカメラの進化はものすごくて、ついに超広角が実装されてしまったから、半端なコンデジの出番はなくなりそう。僕のような素人レベルなら、高いカメラよりもiPhoneで撮影したほうが綺麗に撮れるということが起こり始めている。端末側で、良い写真を作ってくれる時代になってしまった。
鞄の中のレギュラーは財布と、iPhone、OSMO POCKET、GR3。仕事で後者の2つはほとんど使うことがないけれど、スペースをとらないので持っていて損はない。一眼やミラーレスはもうほとんど持たなくなった。どんどん軽装になっていく。GR3はカメラとしての性能とかiPhoneとの比較を超えて”持っておきたいカメラ”になっている。起動が素早く良い写真が撮れるのだけど、そういうのは別にして持っておきたいのだ。
対してうちの妻は、撮っている感のあるカメラが好きということで、最近ニコンのZ6を買って満足している。撮影した写真を見せてもらったら、なるほど、というクオリティ。僕よりも辛抱強いので、レンズを変えるカメラが向いている。
冬までにまた、旅行に行きたい。
毎年9月の江ノ島
徳島に住むようになってから、毎年9月に神奈川県の江ノ島にいく。この時期には東京ゲームショウがあって、最近は徳島から車で8時間から10時間くらいかけて関東へ向かう。そして東京ゲームショウ中の拠点となる海浜幕張に着く前に、江ノ島で2日ほどゆったりと過ごす。車で四国から関東というと驚く人も多いけれど、長く滞在する場合には荷物をたっぷり詰めこめる車が便利なのだ。
最近江ノ島近辺で泊まるホテルは、たくさんアメニティがあるホテル。このホテルはラブホテルの隣にあるので、昔ながらの江ノ島の情緒みたいなものはないけれど、過ごす分にはとても快適である。江ノ島からは徒歩で20分くらい。夜ご飯を食べて、会話しながら歩くと退屈しないくらいの距離だ。今年はゲーム友達も来てくれて6人くらいで食事。”なめろう”がとても美味しかった。
あまり観光地には再訪しない方で、再訪するくらいなら新しい場所に行きたい性質なのだが、なぜか江ノ島は、東京まで行く時の中継地点として都合がいいからという理由をつけて毎年のように来てしまう。ゲームやアニメの舞台としてよく使われる場所なので、ゲーマーとして馴染むというのもあるのは確か。でも、それだけではない。
はっきりとしたことはわからないけれど、美味しそうな飲食店や、なんだか良さそうな雑貨屋さんが多くて、まだまだ訪れたい場所はなくならない。一度行ったお店にも、頼めなかったもの、買わなかったものがあって、次こそはと思い続けている。カメラを持って歩き回ると、撮っておけばよかったと思う景色や物が次から次へと湧いてくる。そしてそれは、何度行って撮りきれない。僕のカメラの腕前にも原因はあるだろうから、この葛藤はずっと続くはず。何度も登った展望台への道も、1年近く開くと新鮮に感じる。再訪したくなる理由を挙げるときりがない。今回は、七里ヶ浜のイタリアンレストランで食べたランチがとても美味しかった。ここも、次は行ってみたいと思っていた店のひとつ。前菜から始まってとてもぜいたくな食事なのに三千円。なんだか得をした気分。
カメラ:RICOH GR3
RICOH デジタルカメラ GRIII GRIII APS-CサイズCMOSセンサー リコー GR3 15041
- 出版社/メーカー: リコー
- 発売日: 2019/03/15
- メディア: Camera
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東京スカイツリーに行ったことがある
東京に住んでいた間も、徳島に帰ってきてからも、なぜかずっと行く機会がなかった東京スカイツリー付近に行ってきました。仕事の用事が終わって、待ち時間まで暇だったので、宿泊先の秋葉原から車を走らせて20分くらい。平日だったからか駐車場もすんなりと入れて東京ソラマチをうろうろしてからスカイツリーの下へ。
付近と書いたのは、結局東京スカイツリーには登らなかったからです。行く前は登ってみようかなあと思ったのですが、展望台への入場口のところはさすがに混んでいて、前日に訪れていた東京ゲームショウで「並ぶ」ことに疲れていたから今回は見送り。次に来るのはいつになるかわかりませんが、これでスカイツリーには行ったことあるか、聞かれたら、あるよと言えるのかもしれません。そこから、登ったか登ってないかという会話にはならないはず。こういうランドマークタワー的な場所は、そこで何をしたかということが問われることは少なく、あくまで、行ったか、行ってないかが会話の種になりやすいですよね。(もちろん、登ってみたいとは思いますし、自分から行ったよとは言いません)
ソラマチでは梅の食べ比べをしてみました。梅干し一粒とお茶一杯で400円。僕は梅干しについては、酸っぱいか甘いかくらいしかわからないので、オリーブオイル漬けを注文。酸っぱい梅干しにもいろいろと違いがあるという奥さんは杉田梅というのを注文していました。オリーブオイル漬けは”まろやかな梅”でとても食べやすかったです。
最近、また東京に住むとしたらどこだろうと考えることがあるのですが、スカイツリーができて押上はなんだか楽しそうな街になった気がします。古き良き下町と、上品さでカバーした今風のミーハーさが合わさって、過ごすには良いのかなと。都内に住んでいた頃は”職場に近いところ”や”電車に乗るのが大変じゃないところ”などの条件を優先していましたが、最近は自身の考え方やライフスタイルの変化もあってそういう不便をあまり気にしなくて良くなってきました。
使用カメラ:RICOH GR3
RICOH デジタルカメラ GRIII GRIII APS-CサイズCMOSセンサー リコー GR3 15041
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ポメラ DM200で文章を書くのがたのしい
何年かぶりにポメラを使っています。シンプルなワープロのようなハードで、インターネットから切り離されていて、文字を打ち込むことに没入できるのが魅力です。仕事などの持出し用のパソコンはMacBookを使っていますが、これよりもさらに小さいので、ちょっと出かけた先で何かを書くというときにはとても便利です。
今使っているポメラはDM200という機種で、僕がかつて使っていたDM100と比べるとずいぶんと変換が賢くなって、実用度は十分。安いノートパソコンが買えてしまうくらいの価格ですが、僕にとっては余分な機能がないことがたいへんな価値になっています。PCで作業をしていると、ついいろいろと余計なことをしてしまうし、オンラインにつながっていないノートパソコンというのもなんだか気持ちが悪い。機能を足していくことで便利なものを作るというのも一つの手ですが、ポメラのように時には引き算すら感じるものづくりも良いです。
起動の速さも大きな魅力で、文章を書くぞと意気込んだらすぐにタイピングを始められます。DM200はディスプレイに文字を表示する速度も申し分なく、各種キーのスポンスも良好。乾電池式のポメラに慣れていたので、充電という手間が入ることで不便になりそうと購入をためらっていましたが、モバイルバッテリーから充電できるうえ、一回の充電でずいぶん長持ちするので気にならなくなってきました。iPhone、MacBook、ポメラで充電端子が異なるのは少し厄介ですが、これはマルチケーブルで対応しています。(同じサイズのポメラで電池式のが出れば、また買ってしまいそうですが。)
apple製品との相性が良いのも嬉しいところです。シリーズ初の無線機能もついていて、作成した原稿をiPhoneやMacに簡単に飛ばせるのです。iOS限定のアプリになりますが、QRコードに変換して文章を送信する機能も便利です。ブログや仕事で使う文章など、いろいろなシーンで活用できます。また、ポメラDM200自体をBluetoothキーボードとして使うこともできるので、各種アプリケーションに直接文章を打ち込むのにも使えます。
仕事用にも、遊びにも。文章を書くことが楽しくなるガジェットです。ここ数日、iPadとポメラと、コンデジを鞄に放り込んで仕事に出かけていますが、少しライフスタイルが変わったような感覚です。(もちろん、気のせいなんですけど。)
秋葉原のゲームショップ巡り
東京に日帰りで行ってきました。朝7時台の始発の飛行機に乗って、帰りは19時台の最終便で帰ります。飛行機に乗っている時間はだいたい1時間くらい。最近のJALは飛行機の中でWi-Fiが繋がるので、スマートフォンをちょっといじっている間に空の旅は終わります。
日帰りとはいっても9時間くらいは東京で仕事をしたり、うろうろできるのだから侮れません。今回はゲーム関係の打合せが2つ入っていて、これらが思いの外スピーディに進んだので、残った時間は秋葉原の散策に使いました。
だいたい秋葉原には月に1回くらいのペースで行くようにしています。東京にいた頃は、週5くらいのペースで通っていたのですが、慣れてくれば気にならないものです。この日はいつも通り、中古ゲームショップ巡りをしてきました。できれば新品で買いたいとは思っているものの、昔のソフトは中古を活用して集めています。その中で、すごく面白いと思ったものはプレミア価格の新品を購入したりしているのですが、発売から数年経ったソフトかつ、プレミア価格のついたソフトが、メーカーの売り上げに何かしらの形で貢献していたりするのでしょうか。謎です。
ちなみに僕は、2000年くらいから、気になる新作ソフトは新品で買っていて、最近はだいたい年に50〜100本くらいの新品ソフトを購入しています。中には、定価で購入して1か月もしないうちに1980円とかになる作品もあるのですが、定価で購入したクソゲーと安く買ったクソゲーでは、得られる感覚がずいぶん違います。
秋葉原のゲームショップでは海外の方をよく見かけます。言語の壁に関わらず楽しめるアクションゲームが人気のようですね。それに加えて互換機の普及もあり、中古市場は値上がり傾向にあります。プレイステーションやセガサターン、ネオジオCDなどまで動作するPOLYMEGAが今年発売されそうなので、ここら辺のソフトもこれから上がっていきそうです。さすがにセガサターンは実機にで遊ぶにはカードリッジの劣化が厳しく、いちはやく互換機にシフトしたいと考えています。『ルームメイト井上涼子』シリーズ、『パンツァードラグーン』シリーズあたりはまたプレイしたいし、『シャイニング・ザ・ホーリィーアーク』、『速攻生徒会』も良いですね。
新品ゲームに関しては、東京に住んでいた頃は店舗特典などを目当てに秋葉原で買っていましたが、これはもうほとんどオンラインで対応できるようになりました。店舗別特典も、オークションサイトで揃えやすくなったので、昔ほど盛り上がっていないような気がします。対して、中古ゲームについては、自分の目で状態を確認したいという人も多いはず。安いソフトならともかく、プレミアがついて定価を超える価格がついているものなどは、オンラインだと状態が確認できません。
秋葉原を見ていると、中古ゲームショップの元気さに驚かされます。昔の作品のパッケージを見て、これは面白かったなあと思うことが多い反面、最近のゲームは心ときめくものが減ったように感じます。ゲームへの情熱が変わったのか、それともここ最近のゲームに驚くような面白さがないのか、ただただ慣れてしまっただけなのか。自分では原因がさっぱりわかりません。昨年驚かされたソフトは、『レッド・デッド・リデンプション2』と『アサシンクリード オデッセイ』。これはきっと、何年後かに遊び直したくなるでしょうし、中古ゲームショップで見かけたら心がときめく感覚を得られそうです。
RICOH デジタルカメラ GRIII GRIII APS-CサイズCMOSセンサー リコー GR3 15041
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